ジェシカおばさんの日記

なるべく毎日書ける事は書きたいです。

不健全なのにやっぱり健全なのこと

昨日の少し続きです。

「でも、なみーちぇ今日手あげる?」
というセンセーショナルな事件の何時間も前。事の始まりは夜の新宿。

最近訳あって落ち込み気味だった私を
友人が飲み会に誘ってくれました。
物は試しだなって久々に参加してみたのです。
内容的には、まあまあ。
普通の方たちでいっぱい呑んで終電で帰ってきた訳ですが
事件はこっから始まります。

お店を出ると急に酔いが回ってきて
これやばいなーという感じになります。
皆さんとお別れして
友人と明大前までとりあえず着くと
私の体は限界を迎えます。
トイレに駆込む私。
しかしなかなかリバースできない。

要因はいくつか考えられました。
・疲れていた
・あまり食べ物をたべなかった
・ちゃんぽんしてしまった
というところだと思います。

そんなこんなでなかなか苦しみから解放されず
私は家まで帰る事を勝手に諦め
友人に無断で友人の家に帰る事を決めたのです。
タクシーに乗って友人の家まで帰る途中
バックの中にあったビニールを口元に用意。
そして、タクシーがついたとたんに
ばっ!と降りてなんとか外でリバース。
友人に肩を借りながら、なんとお家に入れてもらって
「ごめん、トイレ貸して…」と言ってリバースし続ける私。
私の記憶はここまでで
起きたら、人んちのトイレで4時まで寝ていました。
起きた私に襲ってきたのは罪悪感。
友人に迷惑をかけてしまった。
自分はどうしようもない。
そう思いながら、友人が寝てる部屋に戻ると
お布団とパジャマが用意されていました。
私は幸せ者だ。という思いと
自責の念とが交差する中
これまた勝手にタオルなどを拝借し
お風呂に向かったのです。
そして、パジャマに着替えて寝る事にしました。

朝、再び起きたとき
「ご迷惑おかけしました。」
と正座して謝る私をみて爆笑の友人。
「あんね、なみーちぇ。あたしね、何もしてないよ!
なみーちぇ、終始、自分で処理してたよ。それに、あの人達と別れるまではちゃんと陽気な人だったからあの人達にも迷惑かけてないよ!」





確かに!!!!!




私は、お酒という自制心を失うものに呑まれたとて
知らない人に迷惑かけたくない。
という恥じらい気持ちと
逆にこの人には甘えさせてるもらおう。
という信頼の気持ちと
なるべく自分で頑張って処理しよう。
という、前向きな気持ちで支配されていたのです。
つまり、こんなに不健全なのに
中を開けてみると、非常に健全だったのです。
友人曰く、「ここまでの道のり、どこも汚してないし
水を買って来てきたくらいで
あと私はずっと寝ていたよ。」
との事でした。
その言葉に、少し自信に似た何かを得るでした。


とはいえ、勝手に家にきて
勝手にトイレで寝て、勝手に風呂に入って、勝手に布団で寝ている。
というのは充分迷惑事項に当たるので
今後、本当に気をつけたいと思います。
あのセンセーショナルな事件が起きる数時間前の反省の記憶です。

あ、あとひとつだけ。
私がトイレに籠っている間
友人はトイレどおしたんだろう。
トイレ行ってないのかな。
今度確認しておきます。

いつもありがとう、友人達。